入学式も終わり、私もやっと解放されたと思ってたんだけど・・・
私この事忘れてました・・・・。
後片付け・・・・・・。
「あっ!ーー!!!」
っはぁ〜・・・・。
・・・・か。
どうせ今日も手塚クン〜〜vvとか言って、弾けるんだろうな・・・・・。
まぁ、こんな子だけど、なんかほっとけないんだよねぇ;
「なんかね、さっき生徒会の人から聞いたんだけど、、手伝ってくれた人たちへの感謝会開くんだって!!」
「へー。」
「手塚くんも来るんだよーー♪私どうしよう?何着て行こう〜〜??きゃ〜〜〜vvv」
「・・・・・・・・・・・」
「明後日の日曜に先生の奢りで焼き肉だって〜〜♪朝の家まで迎えに行くからっ!」
「え・・・・・・・・・・?」
「あ、手塚くん発見!!!、じゃねっ!」
あの・・・・・・・・・。
私その日、実家帰りたいんですけど・・・・・・・?
リョーマにまたまた会えないじゃん!
もしかして、本当一生会えないカモ・・・・・・・(苦笑)
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そしてきてしまった日曜日・・・。
この間の片づけで相当疲れて、結局土曜はずっと寝ていた。
そしてその土曜の夜から居るこの人間。
「・・・・・(汗)」
「ー!どれがいいと思う〜??」
私が逃げようとしたの分っていたのだなっっ!!
流石、サンです・・・・・。
散々悩んだ挙句、はミニスカートに、長袖のカットソーの上に、可愛らしいボレロをはおった服装で、
私のアパートを出た。
私?私はいつもの。
だって焼き肉屋におしゃれしてってもねぇ。やだわぁ(笑
お店に着いて、は手塚くんの傍に行きたいとか言って、彼の傍に、私を連れて近寄っていった。
実家、帰りたいな・・・。
あ、そういえば、あの時の少年怒ってるかなぁ?
私はふと、桜の木の下にいた少年のことを思い出した。
結局あの後、に起こされてしまって、桜の木から離れちゃったんだよねぇ・・・。
怒っているだろうか?
私がそんなことを考えていると、タイミング悪く、とある人間が私に話しかけてくる。
「越前」
「・・・・・・・・・・・」
こいつはっ!!!!だから私に話し掛けるなっつーの!!!!
もめちゃめちゃこっち見てますよー(汗)
ちょ・・あなた天然ですか!?
「ハイ。ナンデショウ会長サン・・・・・・」
「いや、食がすすんでいないようだが」
そんな顔して結構優しいんスね・・・・・・。(ヒドイ)
私、今肉!って感じじゃないんですよ。主に胃の方が・・。
魚肉!というか、刺し身!が胃が欲しているんですよ・・・。
「あぁっ!大丈夫、大丈夫!ただ、今は焼肉という気分ではないだけであって・・」
「そうだったか・・・・。悪かったな。勝手に此処に決めてしまって」
・・・・・・・・・・。
いい人・・・・・・・だ・・・・・。
でも、そろそろサマがお怒りのご様子なので逃げます、私。。。。。。
「気にしないでっ!私あっちのテーブルにも顔出してくるねぇ〜〜じゃあねぇ〜〜〜;;;;((((逃げ)」
「・・・・・・・・・・」
打ち上げの帰り道。
やっぱりは、怒っていた・・・・・・・。
「・・・・・機嫌直してよ〜〜〜(泣)」
「ふんっ!ばっかズルイよ!!手塚くんに話し掛けてもらってさー!!」
「しょうがないじゃん・・・・私だって好きで話してる訳じゃ・・・・」
「・・・・・・・・・ま、いっか。他には不二くんや菊丸くんがいるしっ!」
ヲイヲイ・・・・・。
ま、いっか。
それでこそだし。許してもらえたし。うんうん。
あっ・・・・・・・・・・
でも、我が義弟のリョーマがあの有名な青学テニス部に入るとなると、大変そうだなぁ・・・。
大丈夫だろうか・・・。
色男ばっかだからいろいろ心配なのヨ・・・・・(みたいな取り巻きがいたりするからね;)
まぁまぁ、こんなことは忘れて、とりあえずリョーマだ!
明日こそ、会えますように・・・・・。
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あぁ・・・・・・・・!!
今日はなんて良い朝なんだろうっ!!
リョーマに会えそうな予感であるな!
そう!!今日は1年生の為の部活見学の日なのだ◎
男子テニス部に行けばリョーマに会えるっしょ!
そこで会えなくっても今日は帰りに実家行くしねぇ〜〜♪♪
楽しみぃ〜〜(>o<)!!
放課後、放課後早く来いやあああ!!!笑
「ねぇ」
「・・・・・・・・・・・?」
なんだなんだ・・・・・・・・・??
学校に向かう途中、後ろから誰かに話しかけられたような気がしたけれど、私の後ろには・・・・
振り向いても誰も居ない・・・?
幻聴・・・・・・・・・・??
疲れてるのかなぁ・・・・・・・・(汗)
「ちょっと、こっち」
「あ・・・・・・」
私が振り向いた高さよりいくつか下方向に、ひょっこりと頭が現れる。
黒いサラサラヘア〜が風に揺れていて、触ったらとても気持ち良さそうだ。
顔を良く見ると、この間、桜の下で会った、あの男の子であることに私は気が付く。
「あんたさぁ、あの場所とっといてくれるって言ってたよねぇ?」
「あ・・・・・うん。言ったけどさぁ、あの後いろいろあってだな・・・・」
「約束は約束。破った代りに何かしてもらうから」
な、何か・・・・・・・・?
何かって何だ!?
あれか、金品的な話になるのか!?
いやいや、ムリムリ。
って言うか、この少年突然、何なんだって・・・・・・・・・!?
「うーん・・・どうしよっかな・・・・・・?」
「ちょっ・・・・少年っ・・・・・・」
「・・・・・・・俺、少年じゃないんだけど?」
「んぁ?」
「俺、この間、名乗ったよね。忘れたの?」
いやいや、聞いてないからっ。
溜め息付かれても、聞いてないものは聞いてないからね。
「ま、いいや。とりあえず、次会うまでに思い出してよ。それまでに覚えてなかったら俺の言うこと何でも聞いてもらうから。」
「ってこら、ちょっと・・・・・・・・!」
・・・・・・・行っちゃったよ・・・。
なんなんだありゃ・・・・・・・!?
ま、いいや。
会わなきゃいいんだし。
うん、名案だ!
さすが私!ニヤニヤ
そして、待ちに待った放課後がやってきた。いぇ〜い!
あれからリョーマのことで頭がいっぱいで、少年の事なんてすっかり忘れていた私。
浮かれ気分の私は、いざテニスコートへGOーなのじゃっ!!
「あっ!!!!!!!」
うっぷ・・・・。。
・・・・。
意気込んでテニスコートまでやってきた私の目の前に、サマがお姿を現す。
「なんでがここにいるのよーーっ!!」
「あ、あぁ・・・弟を見に・・・ね・・・。」
「おとーと?に弟なんていたっけ?」
「話してないから、無理もないね。今年、日本に家族が帰ってきたって言ったでしょう?その中に、弟もいたんだよ。
で、丁度ここに入学してきて、テニス部入るみたいだから」
「へぇ〜。初耳初耳。で、の弟はどれ?」
どれ・・・・ときたか・・・・・・。
さぁ〜て、探しますかっ
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
わかんないし。
顔覚えてないし。
私がそうして悩んでいると、テニスコートを挟んだフェンスの向こうから、ある人物がこちらを見た。
尻尾を振りながら徐々にこちらに近付いてきたその人は、私の目の前で止まった。
「かにゃ?珍しいじゃん!どうしたの?」
「あ、お菊ちゃん。ここに、越前リョーマって子、来てない?」
「えちぜんりょーま??えちぜん????」
「うん。私の弟なんだけどねってあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!」
「な、何にゃっ!!!」
「わ、私また来るね・・・・・・・じゃ、じゃあっ」
「あ、ーーーー!!」
「先輩どうしたんスか?うるさいっスよ」
「あ、新入生!」
「・・・・・・?」
「君、えちぜん・・・・・・・・??」
「リョーマっす」
「あ、そうそう!さっきお姉ちゃんが・・・・・(っいうかが・・・)」
「姉さん?あぁ・・・・・・。・・・・だったっけ?」
あ、危なかった・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)!
あの(ちっちゃい)少年がまさかテニス部に居るとは;;
学校でリョーマに会うのは無理かぁ。
はぁ〜・・・。
なんか、今日は疲れたな・・・。
でも、まだ今日は実家があるし!!
ま、いっか♪
リョーマ
待っていてねぇ〜〜〜〜♪
またまたリョーマクンの出番少ないです;;
ちょっと焦らしすぎな感じも否めません!
しかし、書くのが楽しくてスミマセン!笑
続きます〜^^
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