be togather...

















「あーっ!いたぁ!!」




「あ、〜♪」

「探した?」




「探したよーっ!もう!!」




放課後の授業に2人が居ない事に気が付いたは、必死で2人を探した。

また一人残されて・・・。



菊丸と不二の仲の良さは皆が知っている。

その中に割って入る気なんて全然無い。

でも、2人でいる時の2人が好きだった。

個人個人でも充分好きだけど、やっぱり2人がいい。

それを見ているだけでは幸せだった。



2人で話していてほしい。

笑っていてほしい。



そして時々、自分に気が付いて笑ってくれるだけでいい。

それだけで・・・・・いい




「いつも屋上じゃ、先生にすぐ見つかっちゃうと思ってね」

「今日はここ♪」



そこは、学校の近くの原っぱだった。

青春ドラマみたいな風景。

友情を大切にする男子生徒の語らいの場面というところだろうか?

淡い光に包まれた2人は


親友




ちゃん?」

「ど、どうしたの・・・・??」




あまりにも2人が楽しそうで

幸せそうで

特別で

綺麗だったから




ウラヤマシカッタ






流れる涙は・・・・






「置いていってごめんね・・・・」

「俺たち、別に意地悪してる訳じゃないんだ」




見ているだけでよかったのに

遠くても2人が見える場所ならよかったのに




「僕たち、ちゃんの気持ちが知りたいな」

「3人でいても、いっつも一人離れて俺たちのこと見てるでしょ?」




私はいつの間にか


見ているだけじゃ


笑ってもらうだけじゃ



足りなくて





「3人一緒じゃだめかな?」

「見てるだけじゃなくって、も入ったほうが絶対楽しいって!」





共に


2人と一緒に


居たかった





共に


2人と一緒に


笑いたかった





流れる涙は・・・・・・

2人が遠いところにいたから・・・・





ちゃん」

♪」



「「今度から誘ってもいい?」」























「・・・・・うんっ」






























流れる涙は・・・・・

































                           幸せ





































                                                            だから・・・・・・




































「あれ?はどこいった???」

「あ、不二くんと菊ちゃんもいないっ!」

「また3人でどっかいっちゃったのかなぁ・・・?」

「・・・・そうかも。」

「最近消えるよね〜・・・・あの3人。」

「どうしたものだか・・・・。」


























be togather....




































3-6のほのぼのというリクでした。
3636HITにちなんで、真依様にリクしていただきました。

それにしても・・・・短い。

皆様には、淡い緑の奥に昼間の太陽が見えましたでしょうか?
私が書いている時は明らかに見えていました。

そんな気持ちになってもらえると嬉しいです。

リクありがとうございました♪